|
■ 労働者災害補償保険法 障害等級認定基準(耳の障害)
聴力障害に係る等級は、
純音聴力検査による「純音聴力レベル」の測定結果 および
語音聴力検査による「語音明瞭度」を基礎として、
次により認定する。
注1:平均純音聴力レベル‥‥数値が「大きい」ほど、聴力障害の程度が大きい
注2:最高語音明瞭度‥‥‥‥数値が「小さい」ほど、聴力障害の程度が大きい
(1)両耳の聴力障害
●第4級の3
「両耳の聴力を全く失ったもの」
両耳の平均純音聴力レベルが90dB以上 または
両耳の平均純音聴力レベルが80dB以上、かつ、最高語音明瞭度が30%以下
●第6級の3
「両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの」
両耳の平均純音聴力レベルが80dB以上 または
両耳の平均純音聴力レベルが50dB以上、かつ、最高語音明瞭度が30%以下
●第6級の3の2
「1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが90db以上、かつ、他耳の平均純音聴力レベルが70db以上
●第7級の2
「両耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの」
両耳の平均純音聴力レベルが70db以上 または
両耳の平均純音聴力レベルが50db以上、かつ、最高語音明瞭度が50%以下
●第7級の2の2
「1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが90db以上、かつ、他耳の平均純音聴力レベルが60dB以上
●第9級の6の2
「両耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの」
両耳の平均純音聴力レベルが60db以上 または
両耳の平均純音聴力レベルが50dB以上、かつ、最高語音明瞭度が70%以下
●第9級の6の3
「1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが80db以上、かつ、他耳の平均純音聴力レベルが50dB以上
●第10級の3の2
「両耳の聴力が1m以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの」
両耳の平均純音聴力レベルが50db以上 または
両耳の平均純音聴力レベルが40db以上、かつ、最高語音明瞭度が70%以下
●第11級の3の3
「両耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったもの」
両耳の平均純音聴力レベルが40dB以上
(2)1耳の聴力障害
●第9級の7
「1耳の聴力を全く失ったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが90dB以上
●第10級の4
「1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが80dB以上
●第11級の4
「1耳の聴力が40cm以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが70dB以上 または
1耳の平均純音聴力レベルが50dB以上、かつ、最高語音明瞭度が50%以下
●第14級の2の2
「1耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったもの」
1耳の平均純音聴力レベルが40dB以上
(3)留意事項
1.両耳の聴力障害については、上記障害等級表に掲げられている「両耳の聴力障害」の該当等級によって認定。1耳ごとの等級による併合を用いた準用等級の取り扱いはしない。
2.騒音性難聴については、当該労働者が「強烈な騒音を発する場所における業務」を離れたときに初めて行う。
(4)聴力検査の実施時期
1.騒音性難聴以外‥‥治癒した後(= 療養が終了し、症状が固定した後)
2.騒音性難聴‥‥‥‥85db以上の騒音にさらされた日以後7日間は、実施しない
(5)聴力検査の方法
純音聴力検査‥‥「聴覚検査法(1990,日本聴覚医学会制定)」による
語音聴力検査‥‥「標準聴力検査法II 語音による聴力検査(日本オージオロジー学会制定)」による(57式、67式、57S式、67S式のいずれか)
(6)聴力検査の回数
7日程度の間隔をあけ、日を変えて3回行う
(但し、語音聴力検査については、検査結果が適正であると判断できる場合には1回のみで可)
(7)障害等級の認定
1.2回目と3回目の平均純音聴力レベルの測定値の平均をとることにより行う
2.1に10dB以上の差がある場合にはさらに4回目の聴力検査を行い、2回目以降の結果の中で測定値の差(必ず10db未満であること)が最小である2つの平均による
(8)平均純音聴力レベルの算出方法
平均聴力レベル =(a+2b+2c+d)÷6 [6分法]
a= 周波数 500Hzの音に対する純音聴力レベル値(dB)
b= 周波数1000Hzの音に対する純音聴力レベル値(dB)
c= 周波数2000Hzの音に対する純音聴力レベル値(dB)
d= 周波数4000Hzの音に対する純音聴力レベル値(dB)
http://maroon.way-nifty.com/welfare/
|
|